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但馬六十六地蔵
地蔵尊を巡る175㎞の遍路道
昔、但馬地方は一面の泥海で、人々は大変苦しい生活をしていました。
そこで、新羅の王子「天日槍命」が但馬五社大明神とともに円山川下流の豊岡市瀬戸の岩山を開き、その
泥水を日本海に流し、但馬の地が作られました(天日槍伝説)。
しかし、泥がなかなか乾かないため、但馬全域にわたって大きな地蔵の梵字(訶)を書き、各要所六十六ヶ
所にその地面が固まるように祈願し、お地蔵様(地がため地蔵)を祀ったと云われています。
それから人々が大変生活しやすい豊かな但馬の国が生まれたそうです。
昔、日本全土は、「六十六の国」に分かれ、室町時代盛んに「六十六部廻国」が行われていたことが関連し
ているかもしれません。
但馬全土を巡る総道程約175kmの「地固め地蔵」の巡礼道。
心を込めて巡ると、全国を周るだけの功徳が得られると云われています。
このような六十六地蔵尊巡礼信仰は日本全国、他に例はないようである。
*このサイトは「但馬六十六地蔵霊場要集」(但馬六十六地蔵保存会関隆夫氏出版)より一部引用。
仏像などの知識はほとんど無いので間違いの掲載もあると思います。
趣味レベルということでご容赦ください。
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